SAQINA BLOG

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職場の裏の出入り口です。誰に頼まれたわけでもなく、ひっそりとたった一輪活けてありました。こんな心遣いができるひとになりたいです。p1000370

ジャンル: 日記 — 涼さん
11:26 PM  コメント (2)

北風に吹かれて、桜の木の葉がみんな落ちてしまいました。でも頑張ってしがみ付いている数枚を見ていたら、『最後のひと葉』という物語を思い出しました。子供の頃読んだ本か授業で勉強したのか、とても印象的なお話でした。オーヘンリーというアメリカの作家が書いたものですが、『病院の窓の外の壁に張り付いた蔦の葉がみんな散ったら、自分の命もなくなると、生きる気力をなくした男のために、嵐の夜、ある老画家が、自分の最高傑作となる蔦の葉を描く。最後の一枚のその葉がいつまでも散らないのを見て、病気の男は生きる気力を取り戻した。しかし、老画家は肺炎になり命を落としてしまう。』という内容でした。ずいぶん昔に読んだ本でしたが、紅葉が落ち葉に変わるこの時期になると思い出し、なんとなく悲しい気持ちになります。晩秋、やっぱり寂しい季節なんですね。p1000368

ジャンル: 日記 — 涼さん
11:16 PM  コメント (2)